2階リビング


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ちょっとした発想の転換による間取りの工夫ですが、これは狭小宅地で都市部の住宅には大変効果があります。 まずいつもいるリビングからの景色は、格段によくなります。 それは周りの家が、皆平屋の家になるからです。 眺めと共に風通しもよくなります。 又リビング、ダイニングは、勾配天井を生かすことにより、吹き抜けのある気持ち良い空間になります。 

 

 

リビングが1階にあれば、当然上に2階の床があるので簡単には出来ません。 また結果として1階に設備や寝室など、小さな部屋を配置することで細かい仕切り壁が入るので、地震に強い家になります。 ただこれは2階が主な生活の場となることで、日常生活の中心が地面と遠くなることも意味します。 ですから庭が大きくとれる、風通しの良い敷地で、庭を日常的に使いたい、という人には向きません。


しかしでは、ガーデニングなどみどり溢れる生活が好きな人は、2階リビングをあきらめなければいけないかといえば、そうではありません。2階リビングで地面の代わりをするのは、大きな2階デッキです。 この大きなデッキは、うまく活用することで光溢れるリビングの延長となり、外の空気を感じたり、気持ちよいアウトドア空間を作り出すことができる必須アイテムです。


今まで住宅作り、街づくりをやってきた経験から私たちがいえることがいくつかあります。 ふつう多くの人が、南に大きく庭をとり、そこにリビングを配置したいということで、家をそれぞれの敷地の北側のぎりぎりにもってくるいう計画のもとに家を建てています。 南リビングは結果としてトイレや台所を北にもってくることを意味します。 自分の前に住むお隣さんのこのような家の配置と間取りは、結果として、南に面した自分の庭の多くが、前の家の陰に隠れてしまい、北側に面した台所からの生活の音やにおいが近くなってしまうということにつながります。 オトナリさんとの間に十分なスペースがあれば良いのですが、都市部ではなかなかそのような余裕を持った宅地を持つことは難しいかもしれません。 そんななかで、2階リビングは都市に快適にすむための、一つの有効な解決方法になり得るのではないかと、私たちは思います。