子供部屋はなるべく小さく


01_01A.jpg子供が大きくなっても大丈夫なように、十分な大きさを、と考える方もいらっしゃるでしょうが、わたしたちは、子供部屋はちゃんとベッドと着替えができるスペースが確保されていれば十分、と考えます。 それは子供部屋が大きいと、一人だけでの生活が出来てしまい、家族のいるところに出てこないからです。 とくに子供が小さいうちは、子供の行動が家族に気配でわかるくらいの小ささがちょうど良いものです。小さい部屋では着替えか寝ることしかありませんから、自然とリビングや家族の共有するスペースで過ごす時間が多くなります。 


勉強は兄弟や友達、両親が手伝ってあげやすいリビングでしてもいいし、リビングのコーナに、共同の大きなスタディスペースを設けてあげるのもいいでしょう。 それは昼間はお母さんがネットをチェックしたり、子供が寝たあとお父さんが夜本を読むスペースにもなるかもしれません。

 

もちろん子供たちが勉強しているときは、お父さんはリビングでテレビを見ずに、本を読むなり書斎へ行く。 

 

01_06B.jpg家族みんなの協力が必要ですが、このようにお互いがお互いのことを考えるすみ方というのは、子供同士はもちろん、親にとっても子供に対しての大切な姿勢だと思います。 大きくなった子供が、自分の部屋が小さいから、部屋の外、そして家の外に自分のスペースを探しはじめる、というのは子にとっても親にとっても自然なことです。 

 

人間は環境の動物であり、自立や協調を促すのに大きな影響を与えるのは、多くの時間を過ごす家という空間であり、そこで過ごす家族の姿だとはいえないでしょうか。